” 今日の出会い”(No.311) ― 2015/06/03
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”＜確認種数：23種＞
（オオヨシキリ、カワセミ、セッカ、イカルチドリ、ハヤブサなど......）
＊ 幼鳥 三題
＜カルガモ＞
＜モズ＞
＜セグロセキレイ＞
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
『おっさん、見て見て、大変だ！！.....』
『アオサギの爺様が魚を捕まえたよ！！.....』
ありゃ、ほんとだ！！.....
あれは、アユじゃよ！！.....
『アオサギの爺様って、ほんとは凄いんだね！！.....』
『普段は、年がら年中 寝惚けてばっかりいるけど、いざとなるとシャキッとし て スゴ腕の漁師に変身しちゃうんだ！！.....』
『おっさんも、少しはアオサギの爺様を見習うといいみたい......』
どうしてじゃ？....
『だって、おっさんは、アオサギの爺様と違って、年がら年中寝惚けっぱなし だもの！！.....』
何じゃと！！？......
『ところで、おっさん、渡良瀬はもうすっかり夏モードだね.......』
そうじゃのう......
ほれっ、クルミの実もあんなに大きくなってしまったよ！！.....
鳥さん達だって、もう、みんな巣離れしてるじゃないか....
もしかして、お前さんも今年生まれのヒヨッコかい？.....
『その通り！！.....』
それにしては、随分と生意気なヒヨッコじゃのう.....
『だって、おっさんに仕込まれたんだもの、仕方ないでしょ！！.....』
何じゃと！！？......
わしのせいか！！？......
★ 今日の ”お花さん”
＜コモチマンネングサ＞
＜オニグルミ＞
★ 今日の ”トンボさん”
＜アオハダトンボ＞
＜ハラビロトンボ＞
＜シオカラトンボ＞
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
＜ヒメキマダラセセリ＞
＜ツバメシジミ＞
＜ベニシジミ＞
＜モンキチョウ＞
” 今日の出会い”(No.312) ― 2015/06/11
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”＜確認種数：21種＞
（カワセミ、キセキレイ、コゲラ、キジ、オオヨシキリ、カワラヒワなど......）
＊ コチドリ 六態
＊ ホオジロ（幼鳥） 三態
＊ セグロセキレイ（幼鳥） 三態
＊ カワラヒワ（幼鳥） 二態
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
＊ ”おっさん”と”鳥さん”と植物と......
『あれっ？.....』
『おっさん、あれはアザミじゃないの？......』
そうじゃよ....
『アザミの花って、確か秋に咲くもんだと思っていたけど？......』
そうじゃよ.....
一般にアザミの仲間の多くは、秋咲きのものがほとんどじゃが、なかには 春から初夏に咲き出すものもあるんじゃよ.....
それが、これじゃよ.....
これは”ノアザミ”という種類で、花の下（総苞）を触ると、ネバネバする のですぐにわかるよ......
このネバネバが”ノアザミ”の特徴の一つだから、今度、また見つけたら触 ってごらん.....
『おっさん、あの小さな白い花、きれいだね......』
『まるで、打ち上げ花火みたい！！.....』
『あれ、何という花なの？......』
おお、あれかい......
あれは、セリ科の”ヤブジラミ”じゃがな！！......
セリ科の植物は、みんなあんな感じの花を咲かせるんじゃよ.....
『ふ〜ん.....』
お前さん、ニンジンは知ってるだろう？.....
あのニンジンもセリ科だから、花はやっぱり、これと同じような花を咲か せるんじゃよ.....
『ふ〜ん、そうだったの.....』
『ニンジンは食べるだけで、花のことなんか考えてもみなかったよ！！...』
『今度機会があったら 見てみよう、っと！！.....』
『それにしても、誰がシラミなんていう名前をつけたんだろう....』
『あんな、可愛い花なのに！！......』
『おっさんなら、あんな名前にはしなかったよね！！.....』
もちろんじゃがな！！......
『おっさん、バラの花が咲いてるよ！！......』
あれ、ほんとだ！！.....
あれは、野バラの一種で、”テリハノイバラ”という種類じゃよ.....
葉に光沢があって、テカテカしているので、”照り葉”（テリハ）じゃが な......
この辺の野バラには、ただの”ノイバラ”と”テリハノイバラ”の二種類があ ってのう、花は、”ノイバラ”より”テリハノイバラ”の方が大きいのじゃ.....
でも、香りは、どちらもバラ特有のいい匂いじゃよ......
『おっさん、あの花、去年もここで咲いてたって本当なの？.....』
本当じゃよ......
お前さんは、今年産まれじゃから知らないと思うが、わしは確かに去年も ここで あの花を見ておるぞ.......
川原の中なので、ひとたび洪水が起これば、根こそぎ流されてしまう運命 にある木なので、今もここで生育できていること自体、稀なケースといえ るじゃろう.....
しかし、来年再び見られるかどうかは保証の限りではないがのう.....
去年は大きな洪水がなかったので、たまたま運良く残っていたのじゃよ...
『ふ〜ん......』
『ところで、おっさん、あの木は何という木なの？.....』
”キササゲ”という木じゃよ.....
花が終わると、ササゲに似た細長い実をたくさんぶらさげるのじゃよ.....
それで、ササゲの名前が付けられたってわけじゃがな.....
ちなみに、白い花を咲かせるキササゲもあるんじゃが、それは”アメリカキ ササゲ”というやつじゃよ......
『どこからか、いい匂いがしてると思ったら”出どこ”はこの花だったん だ！！？.....』
『おっさん、この花は何という花なの？......』
これは、ほれ、あの有名な”ムラサキシキブ”の花じゃがな！！......
『ムラサキシキブって、これか！！？.....』
『名前は聞いたことがあるけど、本物を見るのは今日が初めてだよ！！.....』
『それにしても、いい香りだね......』
『目を閉じて このほんのりとした優しい香りを嗅いでいると、何だか夢の世界 に入り込んでしまいそうだ.....』
そうじゃな.....
本当に、えも言われぬ いい香りじゃよ......
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
＜オオチャバネセセリ＞
＜キマダラセセリ＞
＜ミドリヒョウモン＞
＜コミスジ＞
＜ムラサキシジミ＞
★ 今日の ”トンボさん”
＜コオニヤンマ＞
” 今日の出会い”(No.313) ― 2015/06/12
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”＜確認種数：22種＞
（イソシギ、イカルチドリ、オオヨシキリ、モズ、エナガ、カワセミなど.....）
＊ イカルチドリ 六態
＊ カルガモ親子 四題
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
＊ ”おっさん”と”鳥さん”と植物と......
『あれっ？......』
『おっさん、あれはもしかして、”エノコログサ”？.....』
その通り！！.....
『もう、姿を見せ始めたんだね！！.....』
『”エノコログサ”って、”子犬”の尻尾のことだよね？.....』
そうじゃよ.....
お前さん、よく知ってるね！！......
”エノコログサ”は日本では、犬の尻尾ということになっているが、英語圏 では、エノコログサのことを”Fox tail grass”とよんでいるようじゃ.....
”Fox tail ”は文字通りキツネの尻尾ということじゃよ....
『ふ〜ん.....』
『なんだか国民性の違いが出ていて面白いね！！....』
『ところで、おっさん、地べたに張り付くように咲いている、あの黄色の星形 の花は何という花なの？......』
おお、あれかい......
あれは、”ツルマンネングサ”という植物じゃがな.....
『”ツルマンネングサ”？...... 聞いたことの無い名前だけど.......』
『鶴は万年.....という意味かしら』
それを言うなら、”鶴は千年”じゃろうが！！......
いずれにしても、ちょいと違うなあ.....
”ツルマンネングサ”の”ツル”は”鶴”ではなく”蔓”のほうじゃよ！！.....
『ツルマンネングサの左の方にある黄色い花..... あれもやっぱりツルマンネン グサかなあ？......』
ツルマンネングサの左の方？......
おお、あれか！！.....
あれは、ツルマンネングサによく似ているが、ツルマンネングサではな く、同じ仲間の”コモチマンネングサ”という種類じゃがな....
花だけ見ていると間違ってしまうくらいよく似てるよな......
それにしても、お前さん、あんな小さい花をよく見つけるね！！.....
鳥の視力は、人間の5〜7倍はあるといわれてが、羨ましい限りじゃよ.....
できたら、お前さんの目玉を一つわしにくれんかなあ？.....
『何だって！！？......』
『おっさん、こっちの黄色い花は何という花？.....』
おい、ちょっと待てよ......
そう次から次に聞かれたって、わしはすぐにそっちには行けないのじゃか らさあ！！.......
そう、せかせるなって.....
どれどれ.....
ああ、これか.....
これは、”ハハコグサ”じゃがな！！......
『”ハハコグサ”？......』
そうじゃよ....
ほら、春の七草のなかに出てくる”ゴギョウ”という植物があるじゃろ...
あれのことじゃよ....
昔は、”ハハコグサ”サのことを”ゴギョウ”と言っていたのじゃよ....
『ふ〜ん、そうなんだ......』
『なんだか、優しいのどかな感じのする野草だね......』
『おっさん、ここのところ、川原のあちこちに薄いピンク色をした花が咲き出 したんだけど、あれは、何という花だい？......』
うん、あれは、”サボンソウ”とよばれている外来種じゃがな......
”サボン”とはシャボンのことで、この植物体を水中で揉むと泡が立つの で、シャボンつまりサボンという名前がついたらしい.....
わしも、かつて、試してみたが確かにぬるぬるして少し泡立ったのを覚え ておるぞ......
『おっさん、あっちの方に咲いている、目玉模様をした派手な花は何という植 物なんだい？......』
『あの花も、最近よく見かけるようになったんだよな......』
おお、あれかい.....
あれは、”ハルシャギク”とか”ジャノメソウ”とかよばれているやつじゃよ..
お前さん、さっき、目玉模様をしたと言ってたが、まさにその通りで、あ の花の模様から蛇の目を連想した御仁がいたのじゃろうな.....
それで、蛇の目菊という名前もついたんじゃろうよ......
『おっさん、見て見て！！.....』
『オニグルミの実がこんなに大きくなってるよ！！.....』
ほんとだ！！.....
いつの間にか、もうこんなに大きくなっていたんじゃのう！！....
まったく、光陰矢の如しとはよく言ったものじゃよ......
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
＜ベニシジミ＞
＜ルリシジミ＞
＊ キマダラセセリ 二題
＊ トラフシジミ 二題
★ 今日の ”トンボさん”
＜アオハダトンボ＞
＜オナガサナエ＞
＜ハラビロトンボ＞
＜シオカラトンボ＞
” 今日の出会い”(No.314) ― 2015/06/16
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”＜確認種数：松田（5種）、渡良瀬（15種）＞
今日は、渡良瀬と松田方面の両方での観察記録です.....
オオルリ、キビタキ、サシバ、ウグイス、ヒヨドリの5種は松田にて、その他は全部渡良瀬で観察したものです.......
＊ キジ 五題
＊ モズ 二題
＊ エナガ 四題
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
『キャー！！......』
『ウリ坊だ！！....』
『おっさん、おっさん！！....』
『イノシシのウリ坊だよ！！.....』
おお、やっぱり出たか！！.....
おお、ホントだ、ホントだ、ウリ坊だ！！.....
可愛いのう！！....
ほんとに可愛らしい！！....
『おっさん、そんなことで感心している場合じゃないでしょう！！.....』
おお、そうじゃのう.....
しかし、イノシシも、子どものうちは可愛いもんじゃのう......
こうやって、ウリ坊の可愛らしい仕草をみていると、なんだか家に連れて 行って飼ってみたくなってしまうが...... ダメかのう？......
『ダメに決まってるでしょ！！.....』
『まったく、おっさんたら、何考えているのよ！！.....』
『今は、可愛くていいだろうけど、これが大きくなった時のことを考えて よ！！.....』
そうじゃのう.....
渡良瀬をはじめ、近隣の山々は、今や どこもかしこもイノシシに荒らされ 放題じゃからのう.....
そろそろ本気で駆除に取り組まないと、日本の美しい山河がどんどん壊さ れてしまうがな....
まったく、困ったもんじゃよ.....
何かいい方策はないじゃろうかのう？.....
『おっさん、いい方法があるよ！！.....』
何だね？.....
『自衛隊だよ！！....』
自衛隊！！？....
『自衛隊に出動してもらって、全国一斉に駆除するんだよ！！.....』
『イノシシ退治の方が、憲法違反の集団的自衛権の行使などより、よほど日本 国民の安全と国益に寄与すると思わないかい？....』
まったく、その通りじゃよ！！.....
それにしても、お前さん、凄いこと言うね！！.....
お前さん、人間じゃないよね、鳥だよね、モズだよね！！.....
『そうじゃよ.....』
”そうじゃよ”って.....
そいつは、わしの言い回しじゃろうが！！......
★ 今日の ”お花さん”
＜ウツギ＞
＜ネムノキ＞
＜マタタビ＞
＜ハナイカダ＞
＜クマイチゴ＞
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
＊ キマダラセセリ 二題
★ 今日の ”トンボさん”
＊ ニホンカワトンボ 三題
＊ ミヤマカワトンボ 一題
” 今日の出会い”(No.315) ― 2015/06/23
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”＜確認種数：20種＞
(セッカ、オオヨシキリ、イソシギ、イカルチドリ、カワセミなど.....)
＊ イソシギ 六態
＊ イカルチドリ 三態
＊ スズメ（幼鳥） 三態
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
『あれっ？......』
『あのピンクの花はなんだろう？.....』
『おっさん、あのピンクの花は何の花？......』
ピンクの花？......
おお、あれか.....
あれは、”サルスベリ”の花じゃがな！！.....
『”サルスベリ”！！？.....』
『おっさん、”サルスベリ”って、確か、真夏に咲くんじゃなかったっけ？.....』
そうじゃよなあ......
”サルスベリ”の花は、確かにイメージ的には夏じゃよ....
だが、今はまだ6月.....
花が咲くにはいくら何でも、まだちょっと早いじゃろうに....
ああ、そうそう......
そう言えば、今日は”シロバナセンダングサ”も咲いていたぞ....
”シロバナセンダングサ”といえば、夏どころか、秋の草じゃがな...
まったく、最近は季節が完全に狂ってしまったようじゃのう....
わしの頭では、これから来る季節は夏ではなく、秋のような気がしてな らんのじゃが、お前さんはどうじゃな？......
『夏じゃなくて、秋！！？.....』
『おっさん、それはいくら何でも変でしょう！！？.....』
変なのは、わしではなく、気候じゃよ！！......
『もちろん、気候も変だけど、おっさんの頭も相当変だよ！！.....』
なんじゃと！！？.......
★ 今日の ”お花さん”
＜ヒメジョオン＞
＜コウゾリナ＞
＜シロバナセンダングサ＞
＜ハルシャギク＞
＜サルスベリ＞
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
＜ヤマトシジミ＞
＜キマダラセセリ＞
＜コミスジ＞
★ 今日の ”トンボさん”
＜ハグロトンボ＞
＜オオシオカラトンボ＞
” 今日の出会い”(No.316) ― 2015/06/30
★ 今日の ”風景画”
★ 今日の”鳥さん”＜確認種数：20種＞
（オオヨシキリ、カワセミ、キセキレイ、コゲラ、エナガ、アオサギなど....）
＊ ホオジロ 二態
＊ ダイサギ 二題
＊ キセキレイ（♂） 三態
＊ キセキレイ（♀） 二態
★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”
『おっさん、今、そこの林ででっかいイノシシを見たんだけど、おっさんは会 わなかったかい？......』
おお、会ったぞ、会ったぞ！！.....
あいつ、真っ黒でデカかったなあ！！.....
最近、ワシが見た中では一番デカかったよ！！......
林から突然、ワシが歩いている道に出て来てのう、立ち止まってわしの方 を向いて睨むんじゃよ！！.....
その時は、そのまま、ワシに向かって突進してくるのではないかと思い ぞっとしたよ！！.....
さすがにあの時は、ワシも一瞬ビビったがな！！....
一方イノシシはイノシシで、わしが手に鎌を持っていたもんだから、それ に気がついて怖じ気づいたのか、ユーターンをして、そのまま林の中に消 えて行ったよ.....
まあ、今思えば、お互いケガがなくてよかったというところかのう.....
『おっさん、もしかして、鎌でイノシシと戦うつもりだったの！！？.....』
そうじゃよ.....
いざとなったら、ワシも鎌でイノシシに一撃をくわえてやろうと思ったの じゃよ.....
『おっさん、バッカじゃないの！！？.....』
『鎌ごときで、イノシシに太刀打ちできるとでも思ってるの！！？....』
やっぱり、ダメかのう.....
『ダメに決まってるでしょうに！！......』
『まったく、おっさんたら、年甲斐もなく何考えてるのよ！！？.....』
『もう、歳なんだから、イノシシと戦うことなんか考えちゃダメ！！.....』
『さっさと逃げればいいの！！....』
確かに、そうじゃのう......
今度から、そうするよ！！......
★ 今日の ”お花さん”
＜マルバアサガオ＞
＜ヤブカンゾウ＞
＜テリハノイバラ＞
＜アカメガシワ＞
＜ネムノキ＞
★ 今日の ”トンボさん”
＜マユタテアカネ＞
＜ナツアカネ＞
＜ミヤマアカネ＞
＜コオニヤンマ＞
＜ウスバキトンボ＞
★ 今日の ”ちょうちょうさん”
＜ギンイチモンジセセリ＞
＜ホソバセセリ＞
＜ジャノメチョウ＞
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