” 今日の出会い”(No.407)2016/04/12

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:25種>

      * コチドリ 三態




       * アオジ 三態




       * アカハラ 三態




      * シロハラ 二態



★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『ありゃりゃ!!?......』
『トンボだ!!.....』
『トンボだよ!!トンボが止まってるよ!!.....』


『何?トンボじゃと!!?.....』
『わしは老眼でよく見えんが、そう言われてみれば、確かにトンボのような姿 形をしておるかのう?......』
『それにしても、今日は まだ4月の12日じゃぞ......』
『まだまだトンボの季節じゃなかろうに......』



『あれっ?......』
『あの翅の色は、もしかして.....』
『おっちゃん!!おっちゃん!!大変だよ!!......』
『こっちにもトンボがいるよ!!.....』
『ほら、こっちだよ!!.....』
  あんれ、まあ!!ほんとじゃ、ほんとじゃ、トンボじゃよ!!......
  あのトンボは、翅の色が随分違うが、二つとも”ニホンカワトンボ”という   種類の♀じゃよ....
『えっ?二つとも同じ種類の♀?......』
  そうじゃよ.....
  カワトンボの仲間は、同じ種類であっても、個体によって、このようにい   くつかのパターンがあるのじゃよ....
『ふ〜ん、そうなんだ.....』
『あたいには、まったく違う種類にしか見えないけどね......』
『ところで、おっちゃん、あの二匹が♀だと、どうしてわかったの?.....』
  それはのう.....
  翅を見てごらん......
  両方とも翅の先端に白い班があるじゃろう....
  あれが♀のマークじゃよ....
『白い班?......』
『ほんとだ!!ほんとだ!!、白い班があるよ!!.....』
『あれが♀の目印なのか.......』
  そうじゃがな.....
『ふ〜ん......』
  しかし、早いのう......
  今年も また トンボの季節がやって来たんじゃのう......


『ついに、トンボも姿を見せ始めたか.....』
『鳥に、チョウにトンボ..... それに植物と......』
『おっさんも、これから益々忙しくなるなあ......』
『と言うことは、おらっちも、そろそろ帰る準備をしなくてはならないってこ とだな......』
『あと少しで、渡良瀬とおっさんともおさらばか......』
『何だかちょいと淋しいなあ......』

★  今日の ”お花さん”

     * アリアケスミレ 一題


” 今日の出会い”(No.408)2016/04/13

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:32種>

      * ハクセキレイ



(以上 ♀)



(♀+♂)



(以上 ♂)


        * ビンズイ



      * 羽づくろい.......









★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『あっ、ニリンソウだ!!.....』
『ニリンソウが咲いてる!!.....』


『えっ? ニリンソウ!!?.....』
『はて、ニリンソウが渡良瀬にあったかしら?......』


『確かに、あれは どこから見てもニリンソウだ!!.....』


『ニリンソウは、ふつう、山の方にあるんだけどな.......』


『ところで、おっさん、ここにはイチリンソウやサンリンソウはないのか   い?.....』
『”イチリンソウやサンリンソウ”って......』
  お前さん、”肉食”専門のくせに、よくそんなことまで知ってるな.....
  そんな植物の知識をいったい誰から教わったんだい?......
『何言ってんだい、おっさん!!.....』
『独学に決まってるだろうが!!.....』
『独学だよ、独学!!.....』
  独学!!?......
『そうだよ!!....』
『おっさん、学問の基本は独学だってことを知らなかったの!!?.....』
  こいつは、参ったな.....
  まさか、この歳になって、お前さんにお説教されるとは....
  いや〜、参った、参った!!.....
  今日は、お前さんに一本とられたわい、あっはっはっは......


『ところで、おっさん!!......』
  おお、今度はビンズイのビンさんかい?......
  どうしたんだい?.....
『話はちょっとズレるけど、ニリンソウって食べられるの?......』
  何だい、お前さん、腹が減ってるのかい?.....
『ううん、別にそうじゃないけど、ちょっと聞いてみたかったんだ.....』
  ニリンソウ?....
  ああ、ニリンソウは食べられるよ.....
  わしも かつて お浸しで食べたことがあるが癖がなくてなかなか美味かっ      たぞ.....
『ふ〜ん、そうなんだ.....』
『それじゃあ、イチリンソウやサンリンソウはもっと美味しいでしょう     ね!!....』
  おいおい、勝手に決め込むなよ.....
  イチリンソウやサンリンソウはニリンソウと違って毒じゃよ!!....
『ええっ!!?イチリンソウやサンリンソウは毒なの!!?.....』
  そうじゃ.....
  だから、イチリンソウやサンリンソウは間違っても食べちゃダメだ      ぞ!!.....
  この仲間で食べていいのは、ニリンソウだけじゃ!!.....
『ふ〜ん.....』
『もし、イチリンソウやサンリンソウを間違って食べちゃったらどうなる   の?....』
  さあ、そこまではわしもわからんがのう.....
『もしかしたら、おっさんみたいに、変人になってしまうのかもね.....』
  何じゃと!!?......

★ 今日の ”お花さん”

<スミレ>

<アリアケスミレ>

<ヤマブキ>

<マツバウンラン>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ミヤマセセリ>

<ベニシジミ>

” 今日の出会い”(No.409)2016/04/19

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:25種>

    * ニュウナイスズメ 七題








       * イカル 四題





      * ツグミ類 三題

<ツグミ>

<シロハラ>

<アカハラ>

           *

<アオジ>

<ビンズイ>

<オナガ>

★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『あら、可愛い”風車”だこと!!.....』
『おっさん、あの”風車”、誰が作ったの?.....』
『もしかして、おっさん11?.....』
  わしではない!!.....
  第一、あれは”風車”ではないわさ!!.....
  あれは、ツルニチニチソウという花じゃがな!!.....
『”ツルニチニチソウ”?.....』
  そうじゃがな.....
『”風車”にそっくりだね!!....』
  そう言われてみれば、なるほど”風車”によく似ているのう.....
  じつはな、この花はキョウチクトウの仲間なんじゃよ....
  だから、ほれ、花の形がキョウチクトウの花とよく似ているじゃろう.....
  ただし、キョウチクトウ同様、全草毒性があるから、間違っても食べたり   しないようにな.....
『大丈夫、大丈夫!!....』
『あたしは、まだおっさんほどには惚けてないから!!......』
  何じゃと!!?......
  ハッハッハッハ..... ハクチョーン!!ハクチョーン!!ハクチョー      ン!!......
『??????.....』
『おっさん、突然どうしたの!!?.....』
  どうしたもこうしたもねえわな......
  くしゃみが止まらなくなっちまったがな.....
『もしかして、おっさん、ツルニチニチソウ食べたの?....』
  何じゃと!!?......
  ハッハッハッハ..... ハクチョーン!!ハクチョーン!!ハクチョー      ン!!......

★ 今日の ”お花さん”

<アマドコロ>

<ヘビイチゴ>

今日の ”トンボさん”

<ニホンカワトンボ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ミヤマチャバネセセリ>

<ベニシジミ>

” 今日の出会い”(No.410)2016/04/20

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:23種>

      * オオルリ 十二態













★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク


『あれっ?.....』
『向こうから歩いてくるのはおっさんじゃないか!!?.....』
『今日も早朝歩きかい?.....』
『まったく、ご苦労なこったぜ!!.....』


『それにしても、今日のおっさん、何だか足元がふらついてるな.....』


『ほんとだ!!....』
『右に左に体が揺れてるよ......』
『何だか、ぼ〜っとしてるみたい......』
『どうしたんだろう?.....』


『お〜い、おっさ〜ん!!.....』
『元気がねえけど、どうかしたんかい〜!!?.....』
  どうしたもこうしたもねえやな.....
  くしゃみと鼻水、おまけに鼻づまりで、今日は寝不足でぼ〜っとしておる   がな......
『そういえば、きのうのおっさんのくしゃみは凄かったものね!!.....』
『渡良瀬中に響き渡っていたよ.....』
『カラスなんか、おっさんの あのくしゃみを聞いて、アハハ、アハハ、バカ  ア、バカアと鳴いていたよ.....』
  何じゃと!!?.....

” 今日の出会い”(No.411)2016/04/21

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:24種>

    * エナガ(巣立ち雛)七態









★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク




『あれっ?......』
『あんな所に、黄色い花が一輪咲いてるぞ.......』
『花が小さい割には、随分と鮮やか黄色じゃのう.....』
『わしゃ、その昔、あのレモンイエローは夜行性の蛾にはよく目立つ色だと聞 いたことがあるが、あの黄色なら、蛾だけではなく、わしの老眼でもはっき りと見えるわいのう!!.....』
『それにしても、あの黄色い花は何という花じゃろう?......』
『色の鮮やかさからすると、夜咲く花には間違いないと思うのじゃが?......』

  (ここで突然ですが爺様の歌が始まりました!!......)

『赤く咲くのはケシの花〜 白く咲くのは百合の花〜 黄色く咲くのは何の   花〜 夢は夜ひらく〜...... 
 四十、五十、六十と、わしの人生暗かった 過去はどんなに暗くとも 夢は  夜ひらく〜.......』


『あら、懐かしい歌が聞こえてきたわ.......』
『爺様の声だわ!!.....』
『これって、もしかして、昔流行った藤圭子の”夢は夜ひらく”じゃないかし  ら.....』
『そうよ、間違いないわ!!.....』
『ちょっと歌詞が違うけど、このメロディー、藤圭子の歌よ!!....』
『わしの若かりし時代に随分と流行った歌じゃよ!!.....』
『それにしても、アオサギの爺様、よくもこんな歌を覚えていたのう.....』
『懐かしい!!懐かしい!!..... 実に懐かしいのう......』

これは、アオサギの爺様とダイサギの婆様の独り言の様子を実況生中継で皆様にお送りしたものですが、どうも話が黄色い花から随分とズレた方向に進行してしまったようです。
いつもなら、ここでおっさんが登場して黄色い花の解説を始めるところですが
どうも、今日のおっさん、またしても寝不足が祟り、それどころではなようです....
黄色い花については、またいずれ お話する機会が訪れると思いますので、本日の中継は おっさんに免じて、これにて終了ということでご勘弁願いたいと思います。
では皆様、サヨウナラ.....

” 今日の出会い”(No.412)2016/04/22

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:23種>

       * イカル 三態




     * コチドリ 二態



      * アカハラ 四態





★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『おやっ? あのチョウはコミスジだ!!......』
『翅の白黒のコントラストが、とっても粋だね!!....』



『おっさん、こっちは、コジャノメだよ!!.....』
『何だか、渋いデザインだけど、なかなか魅力的なチョウだね.....』



『おっさん!!.....』
『こっちには、トンボも止まったよ!!.....』
  あんれまあ、ほんとだ!!.....
  このトンボはカワトンボじゃよ!!.....
  翅の先端に白班が入っているから、これはニホンカワトンボの♀じゃの    う.....


『おっさん、いよいよ、チョウもいろんな種類のチョウが姿を見せ始めた   ね.......』
  そうじゃのう.....
  しかし、一口にチョウといっても、春になって死んでしまうチョウもいれ   ば、春になって成虫として初めてこの世に姿を見せる初々しいチョウも   いるし、生き物の世界は実に多種多様じゃのう......
『おっさん、春になって死んでしまうチョウと春になって成虫として初めてこ の世に姿を見せるチョウと、どっちが幸せなんだろうね......』
  そうじゃのう......
  わしはどちらも幸せじゃと思うが、お前さんは、どう思う?.....
  たとえば、鳥の世界では、一年中留鳥として日本で暮らす鳥と或る季節に   なるとお前さんみたいに外国に渡り一時期を外国で過ごす鳥がいるが、   どっちが幸せなんだい?......
『う〜ん......』
『そう聞かれると、困っちゃうのだけど......』
  そうじゃよのう......
『ところで、おっさんは今幸せ?.....』
  ああ、わしはいつだって幸せじゃがな....
  だって、幸せだからこそ、この世に存在して いろんな体験ができているん   じゃないのかい....
  もしも、幸せでなかったら、この世に生まれることすらなかったじゃろう   よ...
  わしは、人間はもともと誰もが皆”幸せな存在”なんじゃと思うのだよ.....
  その もともと”幸せな存在”が”この世”という場所に来て相対的な”幸せ”を     感じたり相対的な”不幸”を体験しながら、学んだり、楽しんだりして    おるんじゃなかろうかのう....
『ふ〜ん、よくわかんないけど、おっさんがそういうのだから、そういうこと にしておこうか!!?....』
   何じゃと!!?......

” 今日の出会い”(No.413)2016/04/23

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:31種>
   (キビタキ、アオバト確認)

      * アカハラ 三態




      * と或る水場にて.......



          
          *












★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『ありゃりゃ!!?.....』
『あの橙色の花って、もしかして......』
『おっさん、おっさん!!.....』
『あの花って、もしかして、ヤバイ花なんじゃないの!!?.....』
  ヤバイ花って、何のことじゃ?......
『ケシだよ、ケシ!!.....』
  ああ、そのことか.....
  確かに、麻薬の成分を含んでいるケシだったら、これは大変なことじゃ   が、この橙色のケシ(ナガミヒナゲシ)にはそのような成分は含まれてい  ないので心配はいらんのじゃよ....
『えっ!!?、そうなの!!?.......』
『ケシには、種類に関係なく麻薬の成分が含まれていると思っていたけど、そ うでもないんだ.....』
『おらっち、それを聞いて安心したよ!!.....』
  しかし、この植物は油断できんぞ!!.....
  外来種である上に繁殖力が非常に強いので、今日本各地に猛烈な勢いで広   がっているのじゃよ.....
『ふ〜ん.....』
『でも、広がっているだけなら、別に問題はないでしょうに......』
  まあ、それは その通りじゃが、問題は、この植物は他の植物を枯らしてし     まう成分を分泌しているので、この植物が増殖する過程で在来種を駆逐   してしまうのではないかという心配が出ているのじゃよ.....
『ふ〜ん......』
『麻薬とは違った意味での害毒があるってことか.......』
  まあ、そういうことじゃな.....
『ところで、おっさんは外来種じゃないよね.....』
  何じゃと!!?....
『だって、おっさんて、超変わり者なんだもの.....』
『変わり者の植物って案外外来種が多いのでしょ......』
  はあ!!????????

★ 今日の ”お花さん”

<マツバウンラン>

<ヤマブキ>

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ヒメウラナミジャノメ>

<コミスジ>

★ 今日の ”トンボさん”

     * ニホンカワトンボ 二題



” 今日の出会い”(No.414)2016/04/24

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:29種>
   [センダイムシクイ、キビタキ(3)]

       * キビタキ 七態








★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『おっさん、あの白い花は何?......』
  おお、あれか......
  あれは、コンロンソウという野草じゃがな.....
『コンロンソウ?......』
『はてな?...... コンロンソウって、いつか おっさんから名前を聞いたことが あるような気がするんだけど?.....』
『え〜と.... そうだ、思い出したよ!!.....』
『ほら、いつか、おっさんが山に行った時の話をしてくれたじゃないか.....
 昼時になり、昼食にインスタントラーメンを食べようということになって、 野菜の代りにコンロンソウの葉っぱを 入れて煮込んだら、固くてとても食え なかったという話....』
『今日のコンロンソウって、あの時の話の中に出てきたコンロンソウのことで しょう!!......』
  おお、その通りじゃよ.....
    あの時は、コンロンソウの葉っぱが見た目にはいかにも軟らかく美味しそう  に見えたんじゃが、食ってみたらこわごわしていてとても食えた代物では  なかったよ!!....
 まあ、今となっては、懐かしい思い出になってしまったがのう......
 ところでお前さん、そんなつまらん話をよく覚えていたのう.....
『”つまらん話”って......』
『だいたい、おっさんのブログには、つまらない話以外は載ってないでしょう に!!....』
  何じゃと!!......

” 今日の出会い”(No.415)2016/04/25

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:26種>
   [ニュウナイスズメ、キビタキ(2)]
       * キビタキ 九態










★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『あれっ?......』
『あの薄紫色の花は、もしかして.......』
『そうだよ!!フジだよ!!....』
『フジの花だよ!!......』
『フジの花が咲いたんだ!!.....』
『いつの間にか、もう満開だよ!!.....』
『きれいだなあ!!......』


『本当にきれいね!!......』
『フジの花って、華やかで品があって、いつ見ても本当に素敵な花だ     わ!!....』
『どこかの変なおっさんとは、月とスッポンだわ!!....』
『フジといえば、今 人間さん達の間では、足利のフラワーパークのフジが超人 気らしいけど、渡良瀬のフジだって捨てたもんじゃないわよね......』
『有名どこを訪れるだけが能じゃないでしょうに.....』
『ねえ、おっさん、そう思うでしょう!!?......』
  ああ、まったくその通りじゃよ.....
  ”与えられた美”も確かに美のうちの一つかもしれないが、自然のなかで、  自分で見つけ出す”自分だけの美”もまた味があっていいもんじゃよのう.....
『そうよねえ!!.....』
『あたしも、そっちの方が好きだわ!!....』
『その点、あたしなんか、年中あちこちを飛び回っているので、まだ一般の人 達には知られていない美しい景色や花などの在処をいっぱい知ってるわ.....』
  そうじゃろうのう.....
  羨ましい限りじゃよ!!.....
  今度、いいところがあったら、わしにも教えておくれよ!!.....
『うん、いいわよ!!.....』
『でも、おっさんは飛べないからなあ.......』
  ところで、話は変わるけど、お前さんは フジの花を天ぷらにして食べると   美味しいという話を聞いたことがあるかい?.....


『えっ? ”フジの花の天ぷら”だって!!?......』
  おや、ヒヨドリさんじゃないか.....
  わしらの話を聞いていたとみえるのう.....
  じつはな、二三日前に わしは 我が家に咲いている白いフジの花を天ぷら     にして食べたばかりなんじゃよ.....
  いや、ほんのりとフジの香りが漂って、なかなかの美味じゃったぞ....
『ふ〜ん.....』
『おらっちも、食べ物に関しては悪食のほうだから、これまで結構いろんなも のを食べているけど、フジの花の天ぷらというのは まだ食べたことがないな あ....』
『おっさん、今度また食べる機会があったら、その時は おらっちもよんでくれ  ないかなあ?......』
  ああ、いいとも、いいとも!!....
  じゃが、お前さんには歯がないから、果たして食べられるかどうか?......
『う〜ん、食べてみないとわからないけど、もし、ダメだったら、その時はお っさんの入れ歯を外してもらって、ちょっとだけ貸してよ!!....』
  何じゃと!!?......

★ 今日の ”ちょうちょうさん”

<ミヤマセセリ>

★ 今日の ”トンボさん”

<ニホンカワトンボ>

<シオヤトンボ>

” 今日の出会い”(No.416)2016/04/26

★ 今日の ”風景画”


★ 今日の”鳥さん”<確認種数:28種>
[ニュウナイスズメ、コムクドリ(12)、トケン類(1)]

      * コムクドリ 六題







     * ニュウナイスズメ 五題






     * オオアカハラ 二態



★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク



『おやっ?.....』
『あの変わった花は何だろう?......』


『”変わった花”?.....』
『ほんとだ!!.....』
『まるで試験管ブラシを小さくしたような花だね!!....』
『随分と変わった花だこと!!....』
『”変わった人”なら知っているけど、あの”変わった花”は知らないなあ......』


『何言ってんだい、セグロのやつは!!.....』
『渡良瀬で”変わった人”といえば、もう あの人に決まってるだろう      が!!....』
『今や、渡良瀬にいる鳥さんで、あの人のことを知らない鳥はいないはずだ  よ.....』
『このブログを読んでる人達だって、今や、全員知ってるよ!!.....』
『問題は、”変わった人”ではなく、あの花だよ!!.....』


『あれっ?......』
『噂をすれば何とやらで、今話題の”変わった人”が長靴履いて、こっちにや  って来ましたよ....』


『お〜い、おっさ〜ん!!.....』
  おお、空太郎かい、お早うさんじゃのう!!....
  近頃、あまり話をしてないが、元気にやっておるかいのう?......
『うん、元気、元気、超元気!!....』
  そうか、それはよかった!!....
『ところで、おっさん、あそこに”試験管ブラシを小さくしたような花”がいっ ぱい咲いているんだけど、あれは何という花なの?.....』
  おお、あれか.....
  あれはのう、イヌザクラという木の花じゃよ......
『イヌザクラ!!?.....』
  そうじゃがな.....
『へえ〜...... 世の中には、そんなサクラもあったんだ!!?......』
『ちっとも知らなかったよ!!.....』
『ふつうのサクラとは随分と花の姿が違うよね!!.....』
『きっと、変わり者のサクラなんだろうね.....』
『変わり者は、人間の世界だけかと思ったけど、植物の世界にも、こんな変わ り者がいたとはね.....』
『おっさん、お仲間がいてよかったね!!.....』
  何じゃと!!?.......
『ところで、おっさん、この木には何で”イヌ”という名前が付いている    の?......』
  うん、これについては幾つか説があるんじゃが、そのなかの一つに、ウワ  ミズザクラという木があって、それと区別するために”イヌ”が付けられた   という説があるんじゃよ......
『ウワミズザクラ!!?.....』
  また、変なサクラが出てきたね!!....
『これも、おっさんと親密な関係にあるサクラなの?.....』
  何じゃと!!?.....
  わしとではない!!....
  イヌザクラと親密な関係にあるサクラじゃよ!!.....
  イヌザクラの花が小型の試験管ブラシだとすれば、ウワミズザクラの花は  大型の試験管ブラシと考えればよかろうかのう......
  要するに、姿・形はイヌザクラによく似ているが、イヌザクラより大型   の立派な花をさかせるわけじゃがな......
  この似た者同士のウワミズザクラと区別をするために”イヌ”の名が付けら   れたというわけじゃよ......
『ふ〜ん、そういうことか......』
『おっさんには、”イヌ”の名前が付かなくてよかったね!!.....』
  何じゃと!!?.....
『ところで、おっさん、”ネコザクラ”というのはあるの?......』
  はあ!!???????..........