” 今日の出会い”(No.176)2014/07/04

★ 今日の景色......


★ 今日の野鳥......
* <キジ>
キジの♂♀のツーショットは、案外撮る機会がないものです。
今日はラッキーでした.......



* <カオジロガビチョウ>
最近、ガビチョウの声も聞くことがあるのですが、当地では個体数はカオジロガビチョウの方がはるかに多いです.......


* <ムクドリ>
最近、こんな光景をよく見かけます。
ミミズでも漁っているのでしょうか.......


★ 今日の植物......
* <カンゾウ 二題>
  ノカンゾウとヤブカンゾウです。
  案外知らない人が多いのですが、どちらも食用になります。
  お浸しにして、ポン酢で 食べると美味しいです。

ノカンゾウ
ヤブカンゾウ

* <サルスベリ>
 もう咲き出しました。いよいよ本格的な 夏の到来です......



* <土手に咲く野辺の花>

ヒメヤブラン
セイヨウミヤコグサ
ワルナスビ

★ 今日のチョウ......
ジャノメチョウが一斉に羽化したのでしょうか.......
小雨混じりの土手の草叢に10頭近くの個体が飛び交っていました......

ジャノメチョウ( 表)
ジャノメチョウ( 裏)
ギンイチモンジセセリ

★ 今日のトンボ......
  本種 によく似たアオハダトンボに代って、ハグロトンボの登場です......



” 今日の出会い”(No.177)2014/07/05

★ 今日の景色......


★ 今日の野鳥......
* <コチドリ 五態>
  近くに巣があったのだろうか、それとも近くにヒナが隠れていたのだろう  か....... 私が近づいても遠くに逃げ去る気配を見せなかった.....
  





★ 今日の植物......
  夕方の渡良瀬はネムの花が満開だった.........

ネムノキ
ヒルガオ

ヤブカンゾウ


★ 今日のチョウ......

* <ホソオチョウ 二態>  

  ホソオチョウは当地より、もう少し下流の土手の一角で繁殖している場所  があるが、当地で観察するのは珍しい......

  食草はウマノスズクサです。

  そういえば、ここのウマノスズクサには、同じ食草のジャコウアゲハがよ  く飛来していたが、最近は全然姿を見せなくなってしまった......


(♀表)
(♀裏)
* <ゴイシシジミ 二態>  
  幼虫は、日本産のチョウのなかで、唯一の肉食です......



* <セセリチョウ 二題> 

ホソバセセリ
ミヤマチャバネセセリ

★ 今日のトンボ......
* <ハグロトンボ 四態>






” 今日の出会い”(No.178)2014/07/09

★ 今日の景色........


★ 今日の野鳥........
 *     夏の渡良瀬で、枝に止まり、独り声高らかにさえずっているのはホオジ   ロだけでしょう......

ホオジロ

★ 今日の植物........
  土手の草はらの中に点在して咲くノカンゾウとヤブカンゾウの花......
  緑とオレンジ色が織りなす見事な夏のコラボレーションです。

ノカンゾウ
ヤブカンゾウ

* <ヘクソカズラ>
  誰が名付けたか<屁糞葛>......
  確かに、この植物は”屁糞”のような異臭を放ちます。
  しかし、この植物が異臭を発するのは、植物体が傷つけられた時だけで   す。換言するならば、 ヘクソカズラが発する独特の異臭は自分に損傷を与  える者に対するヘクソカズラなりの 精一杯の抵抗ということができるで   しょう......
  

* <ミツモトソウ>

* <イシミカワ>
  これは、イシミカワの”果実”ですが、面白いことに、花被(色のついた部  分)は、緑白から紅紫、更には紅紫から藍色へと変化していきます。


* <ビロードモウズイカ>

* <コマツナギ>
  皆さん、ご存知のジーンズの青(インディゴブルー)は本種と同じ仲間の      植物から抽出した染料で染めたものです.....


★ 今日のチョウ........
* <オオチャバネセセリ>

* <ギンイチモンジセセリ>

* <ホソバセセリ>

* <ムラサキシジミ>
  翅を開いてくれると、紫色の美しさを理解してもらえるのですが.......


* <ベニシジミ>

* <ツバメシジミ>

* <コミスジ>

* <ジャノメチョウ>
  今、草叢にいっぱい飛び交っています.......


★ 今日のトンボ........
* <ミヤマアカネ>
  ”赤トンボ”の代表格です。
  これはまだ未成熟の個体ですが、これから 成熟するに従って、体が徐々に  赤くなってきます。


* <ナツアカネ>

* <ハグロトンボ>

* <コオニヤンマ>

* <シオカラトンボ>

* <ノシメトンボ>

★ 今日の”おまけ”........
  ちょっと見ただけではトンボの一種と思ってしまいますが、上のトンボの   写真とよ〜く見比べてみて下さい。
  どこか、違うでしょう.......
  そうです、トンボには触覚はありませんが、これには触覚があります。
  これは、トンボはトンボでも普通の トンボの仲間とは違う”ツノトンボ”と  いう種類なのです。



” 今日の出会い”(No.179)2014/07/18

★ 今日の景色......
  

★ 今日の野鳥......

アオサギ

★ 今日の植物......
* 何をどう間違えたのか、今日はニセアカシアの花が咲いていた。
  先日北海道を訪れたときは、まだ所々で花が見られたが、いくら何でも渡  良瀬で、今咲いていたら、”狂い咲き”と言われても仕方がないでしょう....

ハリエンジュ(ニセアカシア)
ノカンゾウ
ビロードモウズイカ
テリハノイバラ
ヘクソカズラ

★ 今日のチョウ......
* 雨っぷりの暗い景色の中で、一際目立っていたのがキタキチョウです。
  ヘクソカズラの 可愛い花との取り合わせもなかなか素敵でした.....

キタキチョウ
キタテハ

★ 今日のトンボ......
* ミヤマアカネを頻繁に見かけるようになりました。
  まだまだ未成熟の個体が大半ですが、このトンボが赤くなる頃には、季節  も随分と進んでいることでしょう........

ハグロトンボ
ミヤマアカネ
マユタテアカネ

” 今日の出会い”(No.180)2014/07/22

★ 今日の景色.......


★ 今日の野鳥.......
* <セグロセキレイ........ 成と幼鳥>

(成鳥)
幼鳥

* <シジュウカラ........ 入浴後の羽づくろい



★ 今日の植物.......
  今日は久しぶりに西コースを歩いてきた。
  ちょっとご無沙汰すると、もう植物の様相が変化してしまう.....
  土手にはコバギボウシが咲き始め、河川敷ではカワラナデシコが咲き出し  た。カワラナデシコは、以前はもっと頻繁に見られた野草だが、個体数が  年々減少しているのが寂しい.......

コバギボウシ
ノカンゾウ
カワラナデシコ
トチの実

★ 今日のチョウ.......
  今日は久しぶりにムラサキシジミの翅裏と翅表を観察することができた。
  翅裏からの撮影だけだと、名前にどうして”ムラサキ”がつくのかわからな  い人もいると思うが、今回のように表と裏の両方から撮れるとムラサキの  ムラサキたる所以がよく理解できると 思います。しかし、実際はなかなか
  翅を広げてくれないのです。
  今日は、たまたまチョウの機嫌がよかったのかもしれませんね......(笑)
  
ムラサキシジミ(翅裏)
ムラサキシジミ(翅表)


アカボシゴマダラ
ダイミョウセセリ
ウラギンシジミ
キタテハ
ゴイシシジミ
イチモンジジチョウ

★ 今日のトンボ.......
  ミヤマアカネが赤く色づいてきて徐々に”赤トンボ”に近づいてきました。
  ”夕焼け小焼けの 赤トンボ.......”
  こんな懐かしい情景が見られる日も、もうそう遠くはないでしょう。
  季節は日一日と進んでいます........

コオニヤンマ
シオカラトンボ
ミヤマアカネ

* マユタテアカネの♀には、二つのタイプがあります。
マユタテアカネ(♀) 
マユタテアカネ(♀翅斑型)

★ 今日の”おまけ”.......
   キツネです。
  渡良瀬で見るキツネは、これで何回目 だろうか........
  合計すると、これまで、かれこれ7、8回は出会っているだろう。
  河畔林のどこかに棲み付いていることは確かだが、河畔林にはイノシシも  生息しているので、両者の間で縄張り争いなどは生じないのだろうか.......




” 今日の出会い”(No.181)2014/07/27

★ 今日の景色......


★ 今日の野鳥......
  雷を 伴った激しい風雨も止み、久しぶりに爽やかに晴れ上がった夕暮れの  渡良瀬川でした。
  土手に腰を下ろし、川原を眺めていると、ピーピーと可愛らしい声が聞こ  えてきた。声の方向に 目を向けると、石の間にちょこちょこっと小さな鳥  影が動いた。よく見ると、まだ産まれて何日も経っていない鳥のヒナだっ  た。近くにイカルチドリの親がいたので、ヒナはその子どもであることが
  すぐに了解できた。
  他にも、まだヒナがいないか探してみたが、そのヒナ以外には1羽も見当  たらなかった。イカルチドリは卵を通常4個は産むから、あとの3個は卵が  孵らなかったか、あるいは孵ってから何らかの事故に 遭ってしまったか、  そのどちらかであろう。自然は常に厳しい。
  残った1羽が無事成鳥に育つことを祈りたい........