TRAIL＜渡良瀬＞

★　今日の ”風景画”

★　今日の”鳥さん”＜確認種数：21種＞

（上二つとは別個体、もしかしたらホトトギス....）

★　本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”

『ワオ〜！！　あの赤い実、超美味しそう！！......』

『ほんとだ、真っ赤に熟れてるよ！！.....』

『あの実を食べたら、きっと、美味過ぎてあたしの頭の毛は”総立ち”（カシ　　ラダカ）になってしまいそうだわ！！.....』

『ほんとかなあ？.....』

『おらっちは、毛虫ばっかり食べているから、果実の味なんか 全然わかんない　けど、世の中には色だけの見かけ倒しってこともよくあるからね.....』

『そう言われてみれば、確かにそうだ.....』

『赤ければ美味いってもんでもないよなあ.....』

『たとえば、日本三大毒草（トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギ）の一つ、ド　クウツギなんぞは、見た目には赤くて実に美味そうだけど、食ったら最後、　南無阿弥陀仏だもの.......』

『あれっ？向こうから歩いてくるのはおっさんじゃないか！！.....』

『ちょうどいい、おっさんにこの実を試食して貰おう！！.....』

『お〜い、おっさ〜ん！！そこの赤い実を一つぶ食べてみてくれないか　　　　あ！！？.....

　　なに？　赤い実！！？.....

　　おお、これか....

　　これを食べてみろってか？......

　　よかろう！！味見をしてやるわい！！......

『どう、味は？....』

『おっさん、まだ生きてる？.....』

　　何じゃと！！？......

『だって、もしドクウツギだったら、どうしようかと思って......』

　　何をバカなことをいっておるんじゃ！！？.....

　　これは、ドクウツギなんかではない！！.....

　　ちゃんと食べられる実じゃ！！.....

『そうなの.....　よかった！！.....』

『ところで、その実は甘い？....』

　　そうじゃのう......

　　いくらか甘みもあるが、食べた後、かなり渋味が残るのう......

　　もともと、この実は、生食よりも果実酒として利用されるケースが多い　　　からのう....

『ふ〜ん、果実酒ね.....』

『ところで、おっさん、この実は何という実なの？.....』

　　これはのう、グミの仲間で、アキグミという種類じゃよ.....

『アキグミ？......』

　　そうじゃ.....

　　花は春咲くのじゃが、実が秋に熟すところから、秋のグミで”秋茱萸”とよ　　ばれているわけじゃがな......

『なるほどね......』

★　今日の ”お花さん”

＜コシオガマ＞

＜ノコンギク＞

＜コマユミ＞

＜エノキ＞

＜ヌルデ＞

★　今日の ”ちょうちょうさん”

＜ベニシジミ＞

＜キタテハ＞