” 今日の出会い”(No.494) ― 2017/02/25
★ 今日の ”風景画”

★ 今日の”鳥さん”
* ベニマシコ 四題




★ 本日の ”おっさん”と”鳥さん”の愉快な ”トーク”

『おやっ?......』
『あそこで、ぼけ〜っと突っ立って青空を見上げている御仁がいるが、あの風 体はもしかしたら......』
『おお、やっぱりな.....』
『あれは、”ミスター変人”だよ!!.....』
『お〜い、おっちゃ〜ん!!.....』
『ぼけ〜っと突っ立って、いったい何を眺めているんだい!!?.....』
『”UFO”でも飛んで来たんかい?.....』
ううん???.....
おお、誰かと思ったら学者のシメさんじゃないか!!......
久しぶりじゃのう......
今な、そこの林からオオタカが飛び立って、上空を旋回しておったんじゃ よ.....

『なに?オオタカだと!!?.....』
『あの殺し屋のオオタカか!!?......』
そうじゃよ.....
『何だか物騒だな......』
ま、心配することはないわさ......
お前さんは、体が小さいから、オオタカがお前さんを狙うなんてことはま ずないじゃろうからな.....
しかし、あの殺し屋、腹が減ると何をするかわからんから、ま、用心だけ はしておくことじゃのう......
”備えあれば憂いなし”じゃよ!!......
ところで話は換わるが、今オオタカが飛んでいる姿を見ていたらな、ふと ”鳥さんて、どのくらいの体重まで空をとぶことができるのだろう”とい う変な疑問が湧いてきてしまったのじゃよ......
どうじゃろう.....
お前さん、わしの疑問に答えてくれんかいのう.......

『それは、”鳥が空を飛ぶための限界体重はどのくらいか”ということか?......』
そう、そう、その通りじゃ.....
さすがは、学者と言われているシメさんじゃのう.....
理解が早いよのう!!......

『ま、これはなかなか難しい問題だが、一般的には、鳥が空を飛ぶための限界 体重は12kgから14kgぐらいではないかといわれているぞ.....』
12kgから14kg!!?.....
『そうだよ!!....』
ということは、わしのお孫ちゃんの体重が現在15kgだから、もうこの重 さになると自力で空を飛ぶことはできないということになるわけじゃよ のう......
『ま、そういうことになるね.....』
で、今、空を飛べる鳥で一番体重の重い鳥さんは誰なんじゃ?.....
『”空を飛べる鳥で一番体重の重い鳥さん”か?......』
『う〜ん、なかなか難しい質問だけど、オレ的には、多分、ナキハクチョウさ んじゃないかと思うけどね....』
ナキハクチョウさん?.....
『そう.....』
『ナキハクチョウさんの体重は確か13kgぐらいはあったと思うよ....』
なるほどね.....
13kgなら、確かに限界体重の12kgから14kgの範囲内じゃよのう....
そういえば、ハクチョウさんが湖沼から離陸して飛び立つ時は、水の上を かなり助走しているもんのう.....
やっぱり、相当の重量があるから飛び上がるのはそれなりに大変なんじ ゃろうのう.....
ところで話が突然換わるが、もし、わしが翼を付けて空を飛ぶとしたら、 どのくらいの翼を用意すればいいじゃろうかのう?.....
『はあ????....』
『だからさあ!!.....
さっきから体重が14kg以上は飛べないと言っているでしょうに!!.....』
『おっちゃん、おらっちの話を聞いてなかったの!!?......』
だから、もしもじゃよ.....
もしも、飛べたらと仮定しての話じゃよ!!.....
『ううん、まったく面倒くさい人なんだから!!.....』
『そんじゃあ、今、計算してみるからちょっと待っててよ!!.....』
『う〜んと..... おっちゃんの体重は今どのくらい?.....』
そうさのう......
昨日、風呂から出て計ったら、確か64kgぐらいじゃったかいのう....
『64kgか......』
『そうすると、片方の翼だけでも、最低、横6m、縦4mの合計24㎡の面積の 翼が必要になるね.....』
24㎡か!!.....
かなりでかいな!!.....
よし、それではさっそく材料をアマゾンに注文して届けてもらうとする か.....
『はあ????......』
『だから!!飛べない!!と言ってるでしょうに!!....』
『第一、そんな巨大な翼をどうやって動かすのよ!!?.....』
『まったく、わからない人だね、この人は!!.....』
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